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教員の転職・退職体験談|10人の経験談をインタビューしてみた

教員転職の体験談

この記事では教員から転職や退職を経験した人の体験談をインタビューしてみました。

これから教員からの転職を検討している方は、ぜひご覧ください。

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目次

小学校教諭から派遣社員へ【28歳女性】

1.簡単な自己紹介をお願いします。
初めまして。松田奈々と申します。年齢は28歳で、女性です。
22歳から26歳の四年間を小学校教諭として勤めました。
27歳の頃は中学校の講師をしたり、派遣社員として事務員をしたりと職を転々としていました。無職の期間もありました。

28歳で就いた別の派遣先でも事務員として半年以上働き、今後も三年満期が来るまでは今の派遣先で勤務しようと考えています。
※派遣には、三年以上同じところで勤められないというルールがあります。

2.教員を退職した理由はなんですか?
教員を退職した理由は、多忙な業務に体がついてこなかったからです。

四年間小学校で担任業務をしていましたが、朝の7時に家を出て、夜の21時に帰る生活をしていました。(もっと早い事や、もっと遅い事もありました。)
毎日業務に追われること、土日も気持ちが休まらないことで体調を崩したこともあったので「この仕事を定年までやれる気がしない。」と思い始めたことがキッカケです。

公務員であることや幼いころからの夢だったことから、中々退職できずにいましたが、二年目ぐらいから退職を考え始めており四年目が終わるころに勇気を出して退職をしました。

3.教員を辞める時に大変だったことはなんですか?
教員を辞める時に大変だったことは「周囲の反対を押し切ること」です。
「せっかく頑張って手に入れた仕事なのに!」「公務員は将来安泰だよ。」と、いろんな方に強く言われました。(特に親世代から)

初めは自分自身もそのように考え思いとどまっていましたが、「自分の人生は自分で切り開いていく」と覚悟を決めてからは周囲にも納得してもらえるよう何度も説明を重ね、退職をしました。

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4.転職して良かったと思いますか?また、どのようなことが特に良かったですか?
私個人の気持ちとしては転職して良かったと思っています。

具体的な良かった点は以下の二点です。
① 心身ともに健康な生活が送れるようになった。
② 自分の人生に対して責任を持つことができるようになった。
教員をしている時は、金銭的な不安はありませんでしたが常に不健康でしたので、今の生活は逆になっているなぁと思います。しかし、金銭的な不安は健康な体がある限りどのようにも解決していけるので、私は転職して良かったです。

また、自分の大事な選択を親や友人の言葉だけをうのみにせず自分自身で決めたことは、これから送る生活への自信にもつながりました。

5.教員を退職する際にどのようなことを準備しましたか?
人事異動に影響が出ないよう管理職には早めに伝えました。
また転職サイトに登録し自分の市場価値を知り、就活をしたことがなかったため、自己分析にも挑戦しました。
退職をすることは周りにも自分にも変化が大きいので、なるべく周りには迷惑のかからないよう、また自分には負荷がかかりすぎないように前もって動くことを意識しました。

6.転職時に利用したサイトやサービスはありますか?また、利用した場合はどのサービスがどのように良かったですか?
転職時には複数の転職サイト・一社の派遣サイトに登録をしました。

① リクルートエージェント
② マイナビ
③ doda
④ テンプスタッフ

「リクルートエージェント」「マイナビ」は求人検索のみを利用し、「doda」では無料キャリアカウンセリングを利用しました。
この無料キャリアカウンセリングのサービスが私はとても良かったと感じています。今後の転職活動の具体的なステップを分かりやすく示してくれたので退職への不安な気持ちが少なくなりました。

結果としては「テンプスタッフ」で見つけた派遣の仕事を続けていますが、転職サイトに登録することは自分自身を見つめなおす良い機会なのでおススメです。

7.転職してから教員としての経験が役立ったと思うことはありますか?また、ある場合はどのような点がそう思いますか?
転職してから教員としての経験が役立ったと思うことはあります。教員をしている時は常に人と関わりますし、世代もバラバラ(子どもから大人まで)なので自然とコミュニケーション能力が磨かれていました。その点が今の仕事に特に役立っています。

また、保護者対応の電話は一般企業での電話応対にも役立ちますし、日々の事務作業で使用していたパソコンスキルも一般企業では必須です。

一般企業で求められることは、これから学んでいけば良いので、教員からの転職は難しくてもやれないことではないと私は思います。

8.教員を辞める前にやっておくべきだと思うことはありますか?
私が、教員を辞める前にやっておくべきだと思うことは以下の三点です。

① 転職サービスへ登録しておく
② 自己分析をする
③ 転職を決めてから退職する(ちょっと方向性が違いますが大事なので入れています)

もし、教員しか経験がない場合どのような求人があるかも分からない状態だと思います。(26歳の私がそうでした。)
そのため、まずは転職サービスに登録し、どのような求人があるか知ること、また無料カウンセリングなどで転職のプロへ相談することが良いです。

そして、教員は退職するけれど、どのような仕事が適職なのか?を掴むために自己分析も必ずしておくべきだと思います。

そして私が一番大事だと考えたことは、「転職を決めてから退職する」ことです。
教員は忙しく、「貯金もあるし、一旦退職して休憩して転職活動をしよう。」と考える人もいるかもしれませんが、教員の待遇の良さは退職した後に切実に感じます。

そのため、次の仕事がないことは精神的に負担がかかるので、空白期間を作らずに転職をすることがおススメです。
※退職前に精神的に参っている場合は、専門のお医者さんと相談し休養を取る選択が良いかと思います。

9.年収はどのように変化したか。
私は正規職員の小学校教諭⇒派遣社員へと転職をしたため、年収は下がりました。
ざっくりとした変化をお伝えすると、退職時の年収が350万で現在の年収は200万です。(ボーナスがないこと、月々のお給料も下がっていることが理由です。)
正社員転職をしているとここまで下がり幅は大きくないと思いますが、教員⇒異業種への転職で年収が大幅に上がることはあまりないかと思われます。

年収が下がったことは、今もたまに悩むことはあります。しかし、下がった分の150万は毎日の健康で穏やかな暮らし代だと考えると、自分の選択は今の自分に最適だったと思うようになりました。

10.これから教員を退職・転職を検討している人に伝えたいことは?
退職・転職はとても大きな決断で悩むたびに不安だと思います。
「もしかしたら教員に戻りたくなるかもしれない。」という人もいると思いますが、その時は戻れば良いと私は考えます。
「すべての経験は成長に通ず」ととらえて、自分で自分のことを決めていく勇気は今後の人生でとても大切なことだと思います。
新しい環境に飛び込む勇気や今の環境を選ぶ勇気を持って、自分の人生を切り開いていってください。

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特別支援学校教諭から福祉サービス事業所へ【40歳女性】

1.簡単な自己紹介をお願いします。
名前 あお
年齢 40歳
性別 女性

音楽系の大学を卒業後特殊教育特別専攻科で支援学校の免許を取得し支援学校の教員や、支援学級担任として15年以上勤務。
2023年4月に教員から転職し、福祉サービズ事業所で就労支援員として勤務。

2.教員を退職した理由はなんですか?
・一昨年、2022年、初めて主任を任され仕事量が多く毎日の残業と土日の仕事に追われ育児との両立が困難になり自分の時間をもてなくなりストレスで体調も悪くなる
・実親が仕事の都合で県外に引っ越してしまい子どもを見てもらえなくなり、さらに育児との両立が困難になった
・このまま定年までこの働きかたで良いのかと疑問をもつようになり、お金より時間を大切にしたいと思ったのがきっかけ。
・自分の歳が39歳ということもあり、40歳になる前に転職を考えた。

3.教員を辞める時に大変だったことはなんですか?
・仕事をしながらの転職活動が大変だった。夜中などに履歴書を書いたりしていた。
・一般企業への応募は書類で落とされることが多く、39歳という年齢の難しさ、教師経験しかないことに自信をなくした。
・同僚や上司からの引き止められ、退職を許可してもらうのに時間がかかった。

4.転職して良かったと思いますか?また、どのようなことが特に良かったですか?
仕事をしながらの転職活動は大変だったが、家族の協力もあり何とか乗り切ることができました。転職して、半年以上が経ちますが、毎日定時で上がることができるのがどんなに素晴らしいことが実感しています。子供と過ごす時間も増え心に余裕が持てると、毎日の過ごし方も変わってきて、ストレスが減ると不思議とお金を使うことも少なくなりました。給与は、実際に100万円くらい下がりましたが心の余裕と時間にはかえられないと改めて実感しています。

5.教員を退職する際にどのようなことを準備しましたか?
・家計を改めて管理して転職に備えられるように準備した。
(貯金はいくらあって、給与が下がっても大丈夫なように保険なども整理しました)
・準備には入らないかもしれないが、教員をしていると書類などの荷物がとても多く整理が大変だった。日頃からの整理整頓をおすすめします。

6.転職時に利用したサイトやサービスはありますか?また、利用した場合はどのサービスがどのように良かったですか?

◎リクルートエージェント
丁寧に対応してくださり、とても信頼できたが、希望する職種の求人が少なかった。(福祉系だったので)民間企業へ転職する方はおすすめ。
書類の添削などをとても丁寧にしてくださり、助かった。
私は、リクルートエージェントを一番におすすめします。

〇ジョブメドレー
電話等の直接的なやり取りは少なかったが、スカウトがよく来る。
ラインでの企業側とのやり取りが使いやすい。
福祉サービスへの転職はジョブメドレーをおすすめします。

△介護ワーカー
対応があまり対応が良くなく、最初だけ電話がかかってきて、希望の職種を探してくれましたが、途中から連絡がこなくなりました。

7.転職してから教員としての経験が役立ったと思うことはありますか?また、ある場合はどのような点がそう思いますか?

現在は、障がい者の方の仕事を支援する就労支援員というお仕事をしています。
支援学校でも、いろんな障がいある生徒への対応をしてきたので、その経験が全て活かされますし、支援計画なども作成するので学校の仕事と似ている部分も多く役立つことばかりです。また、サービス管理責任者という資格は、教員の実務経験で取得可能なので、教員からの福祉サービスへの転職はとてもおすすめです。

8.教員を辞める前にやっておくべきだと思うことはありますか?
(資格を取る、転職サービスへ登録しておく、貯金を貯めておく、家族と相談しておくなど、どのようなことでも良いです)
・転職サービスへの登録
(教員をしながら転職するためには必要)
・ある程度の貯金(教員からの転職は基本給与が下がります)
・家族の理解を得ておく(給与のことも含めて)

9.これから教員を退職・転職を検討している人に伝えたいことは?
毎日のお仕事、本当にお疲れ様です。
教師の仕事は、本当にやりがいがあるお仕事ですし、私自身もずっとなりたかった職業だったので、転職をするかどうか本当に迷いましたし悩みました。

今まで生きてきて一番悩んだと思います。でも、これからの人生、どう過ごしたいか考えたときに、このまま、毎日残業に追われ、土日も仕事をしなければ終わらず、家族と過ごす時間が取れない、自分の好きなことをする時間もない・・・。こんな日々でいいのかな?と思い始めたのがきっかけでした。せめて、定時内で仕事が完結し、残業がなければ転職は考えなかったと思いますが、こんなに大変だから、やり切ったときの達成感も大きいのかなぁとも思いました。

そして、この言葉では表現できない達成感や充実感がきっと忘れられなくて日々続けることができていると感じたのでした。(生徒のことを考えるとついつい、教材研究等頑張ってしまったりしました。)

でも、時間は無限ではないと考えたときに転職を考え、転職活動を行うことにしました。仕事をしながらの転職活動は大変でしたが、家族の協力もあり何とか乗り切ることができました。12月の末から活動し、2月の末に希望した会社から内定をいただきました。

現在転職して半年以上ですが、毎日定時で上がることができるのがどんなに素晴らしいことが実感しています。子供と過ごす時間も増えましたし、心に余裕が持てると心身ともに健康になります。転職活動に踏み切るには、少しの勇気は必要ですがもし、また教師に戻りたいと思ったときには戻れば良いんです。資格があればいつでも戻ることができる仕事です。

なので、まずは、何となく転職について調べてみながら少しずつ動いてみるのがいいかなと思います。そうするうちに、自分のやりたいこととか、将来像も見えてくるはずです。「戻りたかったらまた戻ろう!」そんな気持ちでまずは、一歩を踏み出してみてください。
きっと、素敵な未来が待っていると思います。応援しています!!

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小学校教諭からパート・WEBライターへ【28歳女性】

1.簡単な自己紹介をお願いします。
はじめまして。中村あやと申します。28歳の女性で、沖縄県在住です。
地元兵庫にある教育大学を卒業後、小学校で正規職員として4年間働きました。ワーキングホリデーでオーストラリアへ行くことを決意し、退職しました。

退職後1年弱、派遣会社を通してリゾートバイトをしていました。
オーストラリアに1年間滞在し、帰国した現在は、リゾートバイトを経験し、教員時代に旅行に来て以来大好きだった沖縄県に移住しました。普段はパートで子どもと関わる仕事をしながら、ライターをしています。

2.教員を退職した理由はなんですか?
ワーキングホリデーでのオーストラリア生活を経験しようと決めたからです。
教育大学で学生時代を過ごし、アルバイトも塾や家庭教師がほとんどで、それ以外の世界を見たことがないことがコンプレックスでした。

新しい世界で自分を試して、広い視野を持ったり自分に自信を持つことができたりしたら、もっといい教員になれるかもしれないと考えました。
もしかしたら、教員以外にもっと自分に向いている仕事があるかもしれないという思いもありました。当時の私は、教員としての将来を見通せずにいました。

3.教員を辞める時に大変だったことはなんですか?
自分の意志を固めることです。
実は教員3年目の時にも校長に退職を申し出たのですが、話していると本当に辞めてしまってよいのかと迷いが生じ、退職は取り下げました。

「今辞めるのはもったいない。」という言葉が引っかかっていました。
翌1年間をかけて、ようやく決意を固めました。それだけ、これまで身につけてきたことや安定した収入・将来は捨てるという覚悟が必要でした。

また、退職の事情をお世話になった先輩の先生方に経緯を説明することも少し大変に感じました。年齢が、一般的に言う「結婚適齢期」だったため、「結婚するの?」との質問に「いえいえ、実は…」と事情を話すことが大変でした。

また、初任からお世話になった学校だったので、育ててもらったと言う思いがあり心苦しかったです。

4.転職して良かったと思いますか?また、どのようなことが特に良かったですか?はい。学校の職員室では経験し得ないことを学べた点が本当に良かったと思っています。例えば、学校では細かい仕事の違いはあるものの、ほぼ全員が学級担任で同じような仕事をしてたため、チームで仕事をしているという感覚はあまりありませんでした。

退職後、コロナ禍で海外渡航ができなかったので、新しい職場として選んだのは、沖縄県のリゾートホテルでした。そこで、接客を体験しました。

フロント・レストラン・清掃・人事など、様々な部署があり、どんなに小さな仕事でもその一つ一つの仕事があるからお客様をもてなすことができるのだと実感しました。どの部署の方も、自分の部署や仕事に誇りを持って働かれている姿が印象的でした。

恥ずかしながら、そこで初めて働くとはどういうことかを考えました。
この経験は、自分が今後どんな風に働いていきたいかを見つめるとても良いきっかけとなりました。

5.教員を退職する際にどのようなことを準備しましたか?
ワーキングホリデーに行くという目的があったので英語の学習をしていました。
中高の英語の免許も所持しているので、もし教員に復帰する時、中高を視野に入れるのも良いとも、考えていました。

退職した後のスキルを、教員の職がある状態で身につけておくと退職後の不安も少しは減ると考えていました。具体的には、オンライン英会話の学校に入学しました。毎日文法や発音の課題を提出し、週に2回程度英会話のレッスンを受けていました。

入学にはそれなりの費用が必要でしたが、当時の貯金と照らし合わせて、将来のためにと選択しました。

6.転職時に利用したサイトやサービスはありますか?また、利用した場合はどのサービスがどのように良かったですか?

リゾートバイトの派遣会社です。初めてお世話になったのは、リゾートチャンネルメディアフラッグという会社でした。
「リゾートバイト 初めて」などと検索して出てきたサイトに、片っ端から登録しました。

グッドマンサービス、アルファリゾート、リゾートバイトダイブなどです。ネット上で基本情報を登録すると、どの会社ともすぐに電話面談があり、求人を紹介してくれました。

LINEでも気軽に相談できるのが、安心できて良かったです。
求人紹介から始まり応募、就業までサポートしてくれました。
特にありがたかったのは、初日に現場まで担当の方がきてくださり、職場の方と繋いでくださったことです。

派遣会社によってサービスの範囲が違うので、後に利用した派遣会社は初めての利用では不安だっただろうと感じたこともありました。

7.転職してから教員としての経験が役立ったと思うことはありますか?また、ある場合はどのような点がそう思いますか?

はい。教員として、保護者と面談や電話で話す経験が、丁寧な言葉での接客につながりました。言葉遣いには苦労しませんでした。

また、仕事を引き継ぐ場合など、端的で分かりやすいとお褒めの言葉をいただいたことがあります。子どもたちに伝わるようにと、日々奮闘していた経験は、大人が相手であっても活かすことができました。

また、元教員というだけで、信頼してもらえていたところがあると思います。
サービス業の経験はほぼありませんでしたが、早い段階から「任せても大丈夫」と、色々な仕事を経験させてもらえました。

8.年収についてはどのように変化しましたか?

下がりました。毎月、安定した収入が得られること、年2回賞与が得られることのありがたさを実感しました。
教員として働いていたころは、残業代がほぼ無いことや、休日の大会の引率などに疑問を抱いたことがありませんでした。

自分の時間を安売りしていたのだと初めて気づくことができました。
勤務時間の中でどれだけ効率よく仕事ができるかを考えられるようになりました。
年収は下がりましたが、仕事とプライベートを完全に切り離すことができたことは精神的にとても良かったです。

教員時代はプライベートでリフレッシュする体力もないと感じていたこともあったので、そのようなことはなくなりました。

9.教員を辞める前にやっておくべきだと思うことはありますか?

退職後に活かせるスキルを身につけておくことと貯金です。
私の場合は、英語が必要だったので、出勤前や帰宅後に学習していました。貯金は、実家暮らしだったこともあり、ありがたくできていました。

スキルを身につけているという実感と、貯金に不安がないことで、退職を思い切ることができました。退職して収入が減ってもしばらくは大丈夫という安心感があったことで、精神的にとても助かりました。

退職後の仕事を決めておくのも安心だと思います。
教員の仕事をしながら仕事探しは大変ですが、後の安心を考えるとしておいてよかったです。

10.これから教員を退職・転職を検討している人に伝えたいことは?

思い切ってよいと思います。
またやりたいと思ったら、臨時講師ができますし、もう一度採用試験を受けることもできます。

今、退職・転職しないとできないことがあるなら、やるべきだと思います。教員よりもっとやりがいや豊かさを感じられる仕事が他にあるかもしれません。
ただ、教員を辞めないとできないのかどうかは、しっかり考えるべきだと思います。

私は退職に後悔はありませんが、産休や育休の制度はいいと思います。また、青年海外協力隊や日本語学校の教員など、正規教員として応募できたらいいなとも思います。

しかし採用試験を再び受けるのは、なかなか腰が重たいことです。
自分の人生での優先順位を考えるのは大切ですが、今も大切にするのがよいと私は考えます。

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小学校教員から商社へ【30歳女性】

1. 簡単な自己紹介をお願いします。
Susieと申します。女性で現在30歳です。
これまで新卒で4年程国内メーカーで勤務をし、その後小学校教員として働いています。出産をきっかけに正職員から非常勤へと転身し、これまでの教員業務を“副業”という形で継続しながら、通信機器を取り扱う商社にて勤務しております。

2.教員を退職した理由はなんですか?
変形労働制を採用されたために、学校繁忙期の定時が遅くなってしまうことがきっかけでした。子供のお迎えに間に合わない労働時間に変更となり、毎日延長保育を利用しなければならない状況などを受け入れられなかったことが大きいです。

たまたま労働時間の件がきっかけではありましたが、学校の労働環境的にも今後子育てをしながら働き続けることができるのか不安が大きかったために退職を決断しました。結局は完全なる退職ではなく、非常勤講師へと契約形態の変更に踏み切りましたが、現在の働き方になったことで家族の時間も確保しながら最大限パフォーマンスできているように思います。

3.教員を辞める時に大変だったことはなんですか?
次どのような仕事でやっていくのかという方針を決めることが大変でした。具体的にいうと、ある転職サービスのキャリア担当者の方から「教員経験の方ですと、中々選考に進むことが難しい市場ではあります。」と言われました。

いざ転職活動を始めると、やはり企業勤めの経験がないため(私の場合は教員歴の方が長くなり、ブランクがある)、中々面接にまで辿り着けず、企業への転職を実現することがこれ程にも大変なのだと痛感しました。妥協するわけにもいかず、自分が思い描く仕事と企業とのマッチングを図ることがとても大変でした。

4.転職して良かったと思いますか?また、どのようなことが特に良かったですか?
今回の転職にはとても満足しておりますし、今後もこの働き方で継続していきたいと強く思います。特に柔軟な働き方を実現できるようになったことにとても満足しています。

年収は数十万下がりましたが、その分在宅勤務ができる仕事に変化したことや家族の予定とのバランスが取れるようになり、かなり働きやすくなりました。その付加価値を考えると、私にとって年収の数十万の減額も気にならないほど満足できる転職だったと思います。

5.教員を退職する際にどのようなことを準備しましたか?
学校側の次年度計画のタイミングを確認することと、働き方の交渉です。転職決定後にお話しすると、学校側と揉めてしまう可能性もあるので、次年度計画の構想を始める時期を事前にそれとなく管理職に確認しておきました。

決定後は働きたいコマ数を交渉し、転職先の仕事内容や勤務時間などを共有し、なぜそのような働き方をしたいかを管理職にしっかり説明する場を設けました。具体的には年度計画の話が始まる12月頃にその旨を話し、実際に就職先が決まった2月頃に4月以降の契約交渉を始めました。


6.転職時に利用したサイトやサービスはありますか?また、利用した場合はどのサービスがどのように良かったですか?

WantedlyというSNS型の転職サービスを利用いたしました。メリットとしては、カジュアル面談という形で選考の前にZOOM等で気軽に企業のご担当の方と深くお話ができ、会社のことをよく知ることができるので、入社後のミスマッチが起こりにくいことです。

何社か面談をお願いしましたが、私だけのために長い時間をかけてお話いただけるので、とてもざっくばらんにいろんなお話を聞くことができ、心から働いてみたい企業に出会うことができました。

一般的に転職活動は履歴書通過から面接といった流れで進みますが、まず企業担当の方にお会いすることから始められるため、”書面よりも対話を通してのアピールが得意な人”に有利な形で選考を進めることができるように思いました。

7.転職してから教員としての経験が役立ったと思うことはありますか?また、ある場合はどのような点がそう思いますか?
現在担当している業務が教育現場へのサービス提供であるため、先生の目線立ってお話や提案ができる点は経験が役立っているように感じました。

また実際に会社が提供しているカテゴリーの商品が、学校現場でどの程度活用されているのかなどを、先生目線で情報提供できるため、営業拡販などに役立っているように思います。

8.年収についてはどのように変化しましたか?
以前にメーカー勤務をしていた経歴と、勤務しながら副業をするという働き方ということもあり、そこまで大きくは下がりませんでした。(数十万程度)しかしながら年収で見ますと、教員時代と比べてボーナス一回あたりの金額はかなり減額しました。

9.教員を辞める前にやっておくべきだと思うことはありますか?
家族がいらっしゃる方は、どんな働き方をしたいと思っているかを事前に話しておくことは重要だと思います。教職以外の企業や職種への転職ですと、大きく生活が変化すると思いますので、しっかり共有すべきだと思います。

10.これから教員を退職・転職を検討している人に伝えたいことは?
実際に転職活動を経験した目線からお伝えしますと、教員からの転職活動はとても厳しかったです。教職員経験者の市場価値を見るに、思うように中々選考が進まないことが多いと思いました。

今後転職を考えられている方は、教員やめようと思っている背景、今後どうしたいかを明確にしておくべきだと思います。教員を退職するきっかけが例えマイナスなことでも、今後は自分自身がどのように成長したくて企業への転身を考えたのかを明確にしておかないと、どのような形で働いてもまた大きな壁にぶつかると思います。

また、教員時代の経験で得られたスキル(資格的なことだけでなく、人としての成長面でも)を書き出して、無理やりだとしてもそれをどう結びつけて活かすことができるのかを明確に整理する必要があると思います。妥協せず、一番ベストな形で転職活動が身を結ぶように応援しております。

教員を辞めたい時に利用すべきサービス

適職診断アプリ「ASSIGN」
3分で適職診断ができます。まずは自分の適性を知りたい方におすすめです。

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高校教員から常勤講師へ(40歳女性)

1.簡単な自己紹介をお願いします。
 木戸美香(40歳)女性
 新卒で地元の高校に就職し、英語教諭として6年間勤務しました。退職後はワーキングホリデービザを使い、カナダで就学や就労をしながら約一年半暮らしました後、英会話スクールの英会話講師として3年半、その後退職し地元の大学で事務職員として4年半働きました。

2022年4月にコロナをきっかけに高校教員に戻ることを決め、一年目は非常勤講師として勤務し、2年目の今年度は常勤講師として勤務しています。

2.教員を退職した理由はなんですか?
 一番の理由は、次第に気持ちがついていかなくなったことです。朝7時から夜8時頃まで、遅い日は夜9時、10時まで働き終わらなかった仕事は休日に出勤してやるという多忙な生活をしていく中で次第に心と体のバランスが崩れていきました。

当時は日々の仕事をこなすことで精一杯だったため身体の異変をそれほど深刻に捉えていませんでしたし、周りもそういった働き方を当たり前のようにしていたため、これが普通なのだと思い込んで色々なことを紛らわしていたと思います。

しかし次第に自覚し始め、このままでは本当に取り返しがつかなくなると危機感を感じたため思い切って退職を決めました。今振り返ると自律神経が崩れ鬱一歩手前だったのだと思います。

3.教員を辞める時に大変だったことはなんですか?
 それほど大変なことはありませんでしたが、周りの先生からは「給料もいいし安定した仕事なのに辞めるなんてもったいない」と引き留められたり、まるで誤った選択をしたかのような言い方をされたこともあったため、辞める選択が本当に自分にとって正しいのか、長い間迷い悩み辞める決心をするまでが自分自身にとっては精神的に辛かったです。

一方で、ある先生からは「今は2年生の担任だからもう一年頑張って持ち上がりの生徒たちを卒業させるタイミングで退職した方が生徒にとってもいいと思うよ」というアドバイスも頂きました。

高校2年の3学期には既に受験勉強をスタートさせている生徒も多くいるタイミングで担任がいなくなることにちょっとした裏切られた気持ちが生徒の中に生まれかねないというものでした。今振り返ると実際にそのアドバイスに従って退職を一年先延ばしにしてよかったと思っています。 

4.転職して良かったと思いますか?また、どのようなことが特に良かったですか?
転職して良かったと思います。転職後の経験がすべて今の自分に活かされているからです。仕事面だけでなく日常生活においても、また直接的でなくても間接的であっても活かされています。

年収が減ったことや、やりがいという面ではやはり教員の方がやりがいを感じられる場面も実際にあり、自分が選んだ道に悩んだ瞬間もありましたが、どの業界においても様々な経験を積んだ人の知見はどこかで必ず人の役に立ち求められる貴重なものだと思います。

教員という職業を一度手放したからこそ出会えた人や経験は何一つ無駄でなかったと思えます。人生に何を求めるかにもよりますが、様々な経験を積めることにとても大きな価値があるのではないかと思います。

5.教員を退職する際にどのようなことを準備しましたか?
退職後すぐに再就職するつもりはなく、カナダに行くことは決まっていたため渡航の準備(ビザ申請やカナダの学校の入学手続き等)を進めていきました。同時に帰国後の再就職についても少し情報収集はしていました。

英語を活かしてどういった働き方ができるかをある程度調べておきました。また、海外生活で培った語学力を活かせる仕事に就きたいと思っていたため、帰国後にまず英検1級とTOEICにチャレンジすることを予め目標として決め、勉強を進めていました。

6.転職時に利用したサイトやサービスはありますか?また、利用した場合はどのサービスがどのように良かったですか?
転職先はハローワークと人材派遣会社を通して見つけました。大学職員への転職の際は、人材派遣会社からまず派遣社員として大学で半年務め、その後大学と非正規直接雇用契約(5年)を結び正式に大学職員として4年勤務しました。

大学が募集していた求人に直接応募しても良かったのですが、その場合試験を受けなければならなかったため、初めは派遣社員として働く方がハードルが低く私にとっては良かったと感じました。また、働き始めは派遣としての方が万が一仕事が合わなかった場合に方向転換しやすいと思い、そのような形を取りました。

7.転職してから教員としての経験が役立ったと思うことはありますか?また、ある場合はどのような点がそう思いますか?
同じ教育業界に転職したため、高校教員の経験が活かされる場面が何度もありました。英会話スクールでは、高校生の生徒に対して学校での学習内容をある程度経験上理解できているため、それに合わせた授業やアドバイスができた点が良かったと思います。

大学職員をしていた頃も、職場は全員事務職員で実際に学校現場や教育現場を知らない職員がほとんどだったため、学生と接する際や学生と学内プログラムを進める際、教員経験があることで他の職員と違った視点や教員目線で学生とのコミュニケーションが図れたり関わることができた点が良かったと思います。
 

8.年収についてはどのように変化しましたか?
年収は下がりましたが、精神的には楽になりました。転職後は基本的に残業のない仕事で稀に残業することがあっても残業手当がついたため心の余裕も生まれました。

年収が高い頃はストレス発散のため散在することがよくありましたが、転職後は年収が下がっても心に余裕が生まれることで散財はなくなりました。また、生活に困るほど収入が減ったわけでもなかったため、むしろ転職後の方が健全なお金の使い方ができるようになり、日常生活のあらゆる面でバランスがとれるようになった気がします。

9.教員を辞める前にやっておくべきだと思うことはありますか?
貯金や資格取得は大切です。貯金は転職先がなかなか見つからない場合でも心に余裕を作ってくれます。資格を取得したりスキルを習得したい際、貯金があることで選択肢が広がります。

また資格に関して、民間企業に転職した時や10年ぶりに高校に戻った時に感じたことは、教師はエクセルが使えない、ということです。教師の業務にあまり必要がないので使えなくて当然なのですが、大学に再就職したての頃はパソコンのスキルで足を引っ張らないよう必死でした。エクセルのスキルをある程度身につけておいた方がいいと思います。

10.これから教員を退職・転職を検討している人に伝えたいことは?
「転職に不安はあっても本人が本気ならなんとかなる」この言葉に尽きます。私が一度教員を辞めた12年前、転職情報を収集していた頃よく目にしたのは「学校という閉ざされた世界で働く教師はつぶしがきかない職業だから転職は正直厳しい」という言葉でした。

しかし、今は終身雇用の時代ではもはやなくなってきており、職種もひと昔前に比べ多様化しています。若い世代の離職率も高くなり、転職しながらキャリアアップしていく欧米のような働き方が日本でも珍しくなくなってきていると感じます。

本人が視野を広げ努力すれば必ず必要としてもらえる場所は見つかると思いますので、様々な経験を積むことに価値を置き、勇気をもって一歩踏み出してみるときっと広い世界が待ってくれていると思います。

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小学校教諭から一般企業へ(35歳男性)

1.簡単な自己紹介をお願いします。
サイトウと申します。35歳の男性です。
大学を卒業してからスポーツインストラクターとして10年程勤務。
正社員として働きながら教員免許を取得し、2年ほど小学校教諭を務めました。
小学校教諭を退職後は官公庁の委託業務を行っている会社に転職。
現在に至ります。

2.教員を退職した理由はなんですか?
理由は2つあります。
1つは「あまりにも多忙すぎる」ことです。
小学校教諭の仕事は、数えればきりがないほどあります。

  • 授業の準備
  • 授業の実施
  • 児童や保護者の対応
  • 運動会や遠足などのイベント準備
  • 成績付け
  • 予定表の作成
  • 学級だよりの作成
  • テストの採点
  • 学校内委員会の実施
  • 学校や学年のミーティング
  • 家庭訪問 etc

特に授業の準備はほぼ間に合いません。
教科数が多く、他の業務に圧迫されるからです。
結局、授業の質をどこかで妥協せざるを得ませんでした。

それと並行して、児童・保護者の対応や事務作業などを行います。
放課後、授業の準備が終わった後に行うので、必然的に残業しなければなりません。

最低でも20時~21時まで残業。
ひどいと日付が変わってから帰宅をする…というような生活が続いていました。
もちろん、終わらなければ休日も出勤です。

家庭もありましたので、ワークライフバランスが整わないことに強いストレスを感じました。

これが教員を辞めた理由の1つ目です。
辞めた理由の2つ目は「パワハラ」があったこと。

直属の上司は教員歴10年のベテランでした。
最初こそ可愛がってくれたものの、次第に私に対する態度がきつくなりました。

「こんなこともわからない?」
「教師の資質がない」
「教師の資質がないことによく気づけたね」
「お前には一切期待していない」

こんなことを毎日言われたのです。
私はこの上司に怒られないために生活するようになりました。

毎日びくびくおどおど…。
私の態度が気に食わなかったのか、上司の言動は苛烈を極めました。
最後のほうは強烈な吐き気とうつ症状で、まともに教壇に立てない状態に。

退職する3か月前には、頭で何も考えられず、妻の進言もあって退職することになりました。

これが理由の2つ目です。
とても人が働いていいと思える環境ではありませんでした。

3.教員を辞める時に大変だったことはなんですか?
転職先を探すのが大変でした。

多忙を極めるので、転職先を探す気力が出ないのです。
平日は早く家に帰って寝たい、休日は余計なことをせずに休みたい…。
なので、退職を決めてからも

「探すのも面倒だし、もう少し頑張ったら何とか続けられるかな…?」

という気持ちになる日々が続きました。

中々良い転職先が見つからないことも、転職活動をおっくうに思わせる理由の1つでした。
どの求人を見ても

「もっと良いところがあるのでは?」

と考えてしまい、中々応募に踏み切れなかったのですね。

「自分はなんで辞めようとしているんだろう」
「探すのが面倒くさい」
「でも辛い、逃げたい…」

こんな負のループが、転職先を見つけるまで続いたことが大変でした。

4.転職して良かったと思いますか?また、どのようなことが特に良かったですか?
1番は「時間を作れるようになった」ことです。

朝ゆっくり起きて、定時に上がり、休日は当たり前のように休む。
このことがどれだけ幸せなのか…ということが身に沁みます。
給与は若干落ちましたが、それでも良いと思いました。

教員は残業代が出ません。
教員の平均残業時間を入れて時給を計算すると、800円/時を切るとも言われています。

「10億円もらえる代わりに、あなたの明日はない」

と言われたらどうしますか?
私は明日がある自分を選びます。

つまり、私たちの明日は10億円以上の価値があるものです。
時給800円の苛烈な労働に飲まれていいものではありません。

だからこそ、若干給与が落ちても、教員を辞めて自分の時間を作れるようになったことに幸せを感じました。

5.教員を退職する際にどのようなことを準備しましたか?
まとめると次の3ステップです。

  1. 退職日を伝える
  2. 転職先を決める
  3. 身辺整理をする

「転職先が決まってから退職を伝えるのでは??」

と思われるかもしれません。
逆です。
退職を決意するからこそ、転職先が決まるのです。

退職が決まってないと、いつまでも現職が保険になってしまいます。
結果ずるずると働き続けることになる…と感じたので、先に退職を申し入れました。

そのあとはもう必死です。
転職サイトを、時間を見つけては読み漁りました。

無事転職先が決まってからは、忙しい合間に身辺整理を行いました。
周囲の先生への挨拶、溜まった書類の整理、子どもへのお別れの挨拶…。

仕事の引継ぎは意外と簡単に終わります。
学校教員はやることが多いですが、やることは決まっているからです。
退職する際の準備は、まず「退職日を伝える」こと。
私はこれに尽きると思います。

6.転職時に利用したサイトやサービスはありますか?また、利用した場合はどのサービスがどのように良かったですか?
インディードとリクナビエージェントを使いました。

  • インディードを利用するメリット
    • 地元の中小企業が見つかりやすい
    • 直接やり取りするので、担当者の人となりや会社の雰囲気が分かる
    • 自分のタイミングで転職活動ができる
  • リクナビエージェントを利用するメリット
    • エージェントがつくので、安心して転職活動ができる
    • 大手の求人が多数ある
    • 自己分析や面談で自分に合う仕事を見つけやすい

大まかに挙げると、このようなメリットがありました。

転職活動は孤独で不安になることが多いです。
そんな時、付き添ってくれるエージェントがいてくれると、非常に心強く感じます。
エージェントが自分の強みをまとめたシートを作ってくれるので、自己PRを自分で考えなくて済み、新しい自分を発見できたのも有難かったです。

ただ、リクナビエージェントでは規模が大きいせいか、地元の中小企業に関する情報があまりありませんでした。

そこで、私はインディードも並行して利用することに。
エージェントに頂いた自己PRを活かしつつ、インディードでも自分の環境に合った仕事を検索していました。

7.転職してから教員としての経験が役立ったと思うことはありますか?また、ある場合はどのような点がそう思いますか?
話をじっくり聞きこむ癖がついたことです。
児童の問題や保護者の対応では、話を聞いて事実や状況を把握する必要があります。

「いつ」
「どこで」
「誰が」
「なにを」
「どのように」

例えば、いじめや虐待については、初手の対応を間違えると大きな問題になる可能性もあります。
責任が大きな対応だったからこそ、どんなに些細なことでも、逃さず聞くようにしていました。

転職先では

「お客さんから話を聞き出すのが上手い」
「話を飲み込むのが早い」
「すごく話を親身に聞いてくれる」

といった評判を、内外で頂くことができています。

これは大きなプレッシャーのかかる、教員をやっていたからこそ身についたスキルでしょう。
この点については、教員をやっていてよかったな、と思っています。

8.年収についてはどのように変化しましたか?
年収は50万ほど下がりました。
ですが、先に述べたように「自分の時間を作れる」ようになったので、転職は下がった50万円以上の価値があると思っています。

あのまま続けたら、死ぬまで学校に搾取されていたことでしょう。
休日は逃げるためではなく、楽しむためにお酒を飲んだり、家族や友人とかけがえのない時間を過ごせるようになったり。
転職で、お金では絶対に買えない時間を取り戻すことができました。
殆どの場合は年収が下がると思いますが、業種によっては教員の年収を上回ることができます。
何を大事にしたいかによって、年収が下がることに対する価値観は変わるかもしれませんね。

9.教員を辞める前にやっておくべきだと思うことはありますか?
やるべきことは2つあります。

まずは家族や知人に相談することです。

私がそうでしたが、渦中にいる間は冷静に自分を見ることができません。

「私が弱いから」
「私がしっかりしていないから」

と、明らかに周囲がおかしいのに、自分を責めてしまう人もいると思います。
今の状況を、頼れる人に必ず相談しましょう。

あなたが教員を辞めることは「正当である」ことを、外部の人に認めてもらうと、気持ちがかなり楽になります。

また、教員を辞めるなら、転職サービスへの登録を行うべきです。

次のようなメリットがあるからです。

  • 「他にも仕事はある」という希望が持てる
  • 辛さやしんどさから気を紛らわせる
  • サービスによってはエージェントがつくので心強い
  • ほぼ無料で利用できる

私は、紙媒体のものは使いませんでした。
掲載できる量にも限りがあり、あまり詳細が分からないからです。

また、ハローワークも使っていません。
多忙な中、疲れた体を引きずって職安に行く気力がなかったからです。

そんな2つの悩みを解消してくれるのが、転職サービスでした。
もしエージェントのついているサービスなら、自分が転職活動に割く気力を肩代わりしてくれます。

在職中に転職活動をしたい方は、転職サービスへの登録を強くおすすめします。

10.これから教員を退職・転職を検討している人に伝えたいことは?
もし教員生活が辛い人は「自分のことを大事にしてほしい」ということです。

あなたは教員になるために生まれてきた訳ではありません。
あなたの人生を豊かにする手段として、教員と言う仕事があるのです。

私の場合は「子どもに安心感を与えられる存在になりたかった」という価値観がありました。
でも、それは教員でなくても達成できるもの。
そのことに気づいてから、私はボランティアを通じて子どもと関わるようになりました。

あなたもきっと「教員」という仕事を通じて、達成したい何かがあるのでしょう。
でも、それは他の仕事でも達成できるものかもしれません。

なので、教員という仕事に人生を飲まれないで欲しいと思います。
あなたの人生のためにも、今一度、達成したい価値観や目標を見直してください。
そして、勇気をもって違う世界に飛び込んでいってほしいと思っています。

教員を辞めたい時に利用すべきサービス

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中高一貫校から放課後等デイサービスへ【40代男性】

1.簡単な自己紹介をお願いします。
あべけいごと申します。27歳から38歳までの11年間、全寮制の私学中高一貫で教員をしていました。その後、渡米を理由に退職しましたがなかなか就職難で実現できず、8年前に放課後等デイサービスに転職し、今現在施設長として教員時代の経験を生かしながら日々子どもたちと奮闘しています。

発達特性に課題を抱える子どもたちはもちろんのこと、「親育て」の役割の重要性を感じながら地域の親の会などでSSTを中心に子どもの療育に関わる大人に向けた授業も行っています。

2.教員を退職した理由はなんですか?
後半の7年は進路指導に関わることが多く、何度も面接をしながら生徒たちの夢を聞いたり、探したりという作業をしている内に過去の私の夢について改めて考えるようになりました。

アメリカのホームステイ体験がきっかけで英語教員になったこと、担任していた帰国子女の生徒が英語以外で非常に苦労していたこと、元々個別指導塾で6年半講師をしていたので自信と経験があること、それらの理由から渡米して日本人の子どもたち向けに塾で指導をしたいと一念発起して退職しました。

3.教員を辞める時に大変だったことはなんですか?
意外と生徒や保護者、同僚の教員たちは気持ちをスムーズに理解してくれたのですが、一番気を遣ったのは理事長への退職意向の報告だった気がします。採用の段階から大きな期待をかけてもらい、若手の先陣を切って子どもたちのために新しい風を吹かせてほしいと言われていました。

そういった恩があるからこそ、個人的には最後の1年は全て最後の思いで全力に取り組んだからやり切った満足感はあったのですが、どう切り出したらいいのかを本当に三日三晩考えてシミュレーションしました。

4.転職して良かったと思いますか?また、どのようなことが特に良かったですか?
はい、良かったと思っています。私は教員時代にあまり発達障害の生徒と接しているという自覚がありませんでした。だからこそ何事もあきらめずに彼らのペースに寄り添えたとも言えるのですが、たくさんの「やればできる」の奇跡を見せてもらいました。

そのおかげで1から勉強するモチベーションを与えてもらい、今は広い知識を踏まえながら経験を生かせています。今後は発達特性の子どもたちのための福祉と療育のプロとして応援していきたいと考えています。

5.教員を退職する際にどのようなことを準備しましたか?
退職に向けてのスケジュールをしっかりと考え、見通しのいい道すじを作った方がいいと考えます。何をしなければいけないのかが明確に見えているとモチベーションに繋がり、前向きに覚悟が決まります。

何が必要なのか、誰に伝えるべきなのか、業務の引継ぎや保護者への連絡など、学校サイドの求める形も変わって来ますので確認が必要です。決して退職届だけで済むものではなく、保険や年金など細かい手続きが必要ですし、年休の使い道などもありますので、突発的な動きにならないようにするべきです。

6.転職時に利用したサイトやサービスはありますか?また、利用した場合はどのサービスがどのように良かったですか?
私は海外転職という特殊な意志を持っていましたので、「WorkUSA」でSkype面談を中心に1年ほど探していました。それまでの就職という意味合いで教員継続なら「教員採用.jp」と「エデュケーショナルネットワーク」、教員以外の仕事なら放課後等デイサービスと決めてハローワークで探していました。

中でも、合同セミナーなどは周りの求職者も本気なので、モチベーションがあがりました。結果的には放課後等デイサービスの仕事に夢中になり、今に至りますがとてもこの求職期間も勉強になりました。

7.転職してから教員としての経験が役立ったと思うことはありますか?また、ある場合はどのような点がそう思いますか?
私の転職は子どもと関わるという部分では、学校なのか学校後なのかという枠組み、そして教育と福祉という畑の違いはあれど変わりません。子どもたちによっては言い方を変えたり、角度を変えてみたりした経験が今の子どもたちの「聞きやすさ」に生きていると思います。

また、科学的根拠はないとされていますが、遺伝部分もあるとしたら保護者とのやりとりの中で生きた部分もあります。どう伝えるかだけではなく、どうしたら伝わるかの視点は教員時代に培ったものです。

8.年収についてはどのように変化しましたか?
私学で少し経営難を迎えてからは昇給率が低くなり、全寮制なので電気代やガス代が差し引かれていました。それと比較すると、今現在の職場は県庁福祉職員の職員俸給をベースにしていて、初年度から大差ない印象でした。

その後、会社役員に昇格したので、今となって見れば1.5倍くらいになりました。24時間体制の気の抜けない仕事から、オンとオフのはっきりした仕事に替わったので心も身体も楽になり、かつ収入も安定して増えたので家族との時間も確実に増え、快適に過ごせています。

9.教員を辞める前にやっておくべきだと思うことはありますか?
次の就職先が決まっているのであれば、その予習はしておくべきかと思います。もっと時間があるようであれば資格取得でもいいですし、接遇や応対セミナーなどを含めたコミュニケーション研修もいいかもしれません。

とにかくどんな仕事であれ、教員は頭や体で勝負できますが、一般社会では中身と外身のバランスはとても重要で、第一印象は良いに越したことはありません。私は、そういった意味合いからSSTを学びに行き、非常に役立ちました。本やDVDよりも体験研修が新鮮で楽しかったです。

10.これから教員を退職・転職を検討している人に伝えたいことは?
年齢や社会情勢を考慮して、転職することの労力やデメリットを気にするあまり手がでない方は、転職することのメリットを書き出してから比較対照するといいと思います。もちろん教員になりたくてなったのだと思います。

しかし、もし仮に心や体が悲鳴を上げている状態であれば、先生自身も子どもたちも不健康になります。そうなってからでは復活するのにもっと大きな労力がかかります。きっと目指す教育像に近い別職種も存在します。楽しく仕事に行くってとても魅力的ですし、実際そうである私は転職してよかったと本当に思っています。

教員を辞めたい時に利用すべきサービス

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中学校教諭から事務職へ(29歳男性)

1.簡単な自己紹介をお願いします。
 初めまして。
 29歳、男、yutaと申します。
 大学を卒業してからは、公立中学校で社会科教員として7年間勤務しておりました。教員6年目のときに子供が生まれ、子育てと両立をしながら働いてきました。子供が生まれたことをきっかけに働き方について考えはじめ、転職を決意しました。現在の職業は、運送会社の事務職として働いております。教員時代と比べると収入は下がってしまいましたが、プライベートの時間が増え子供と向き合えるようになり、転職したことについてはとても満足しております。

2.教員を退職した理由はなんですか?
 教員を退職する決意をしたきっかけは、子どもが生まれて、子どもと向き合う時間が少なく感じはじめたことです。
当時の私の働き方は、土日祝日は部活動の練習や試合への引率などで休日に家を空けることが多く、また平日の帰宅時間が遅くなり子どもと触れあう時間が確保できませんでした。また、共働きということもあり、妻に負担をかける部分がどうしても起きてしまっていたため、平日や土日祝日の時間を今よりもゆとりがもてる職を探そうと転職を決めました。

3.教員を辞める時に大変だったことはなんですか?
 希望する給与面と働き方、勤務地で職種を探すとなかなか見つからずにいたため、給与面の希望条件を下げて探さざるを得なかった点です。

また、教員から転職する際に活かせるスキルが見つけずらかった点も転職活動の中で苦労した部分でありましたので、ゆっくり転職活動ができる方には、資格取得に励むことや就きたい職種に対して必要なスキルを身に付けることがおすすめだと思いますので、在職中に自身のスキルアップに動くと後々の転職活動に活きるとおもいます。

4.転職して良かったと思いますか?また、どのようなことが特に良かったですか?
転職を考えた理由である子どもと向き合う時間については、転職してからは休日は仕事のことを考えずに子どもと向き合えるようになりましたので、非常に満足しております。

また、自身のキャリアアップにつなげるために資格取得に向けての時間も確保しやすくなり、現在は子育てと両立をしながら資格取得に励んでいるところです。
また、妻と今後のライフスタイルや子育て方針について話す機会が増えて、お互いの考えを理解し合えるようになりました。

5.教員を退職する際にどのようなことを準備しましたか?
教員の職を辞めてから収入ら大きく変化すると考えていたので十分な貯金をしておりました。生活費や急な支出に対応できるように貯蓄をしておく必要があると思います。

転居を伴う場合の引っ越し費用やおおまかな自分の今後のライフプランを立てて、必要な金額を概算であらかじめに考えておくことで、転職による経済面の不安要素を取り除くことができると思います。また、新たな職種やキャリアに関する情報を集めて、転職活動のスケジュールを計画的に立てるなどの準備も大切です。

6.転職時に利用したサイトやサービスはありますか?また、利用した場合はどのサービスがどのように良かったですか?
私は、転職する際に転職サイトに登録しておき、その中から希望に合った職種を探しました。転職サイトを利用することで、自分の空いた時間に調べることができますので、転職活動をする際の準備や計画を立てることに非常に助かりました。またたくさんの職種が掲載されております。

自分がどの職種に向いているかや希望の給与など同時に探しやすく、じっくり転職活動への時間に費やすことができました。転職をするならば、転職サイトへの登録は必要かと思います。

7.転職してから教員としての経験が役立ったと思うことはありますか?また、ある場合はどのような点がそう思いますか?
 教員としての経験が役立ったことは、コミュニケーションスキルが向上したことで、さまざまなお客様との対応が柔軟にできたことではないかと思います。教員時代の中では、保護者や生徒の対応を日々する中でコミュニケーションスキルが向上したと思います。

また、学校生活は突発的にトラブル等が起こることが多かったので、臨機応変に対応する力は教員をやっていたことで自分にとって大きな強みにもなり、面接でのアピールポイントとして役立つことになりました。

8.年収についてはどのように変化しましたか?
教員時代と比べると年収は下がりました。下がることは転職前から分かっていたことなので、副業について調べたりと転職活動と並行して行っていました。

その結果、転職後に少しずつ副業にも時間を費やすことができました。また、年収は下がりましたが、時間にゆとりができ精神的に余裕がもてるようになり、資格取得のための時間に充てることができました。総じて、転職をしたことでプライベートの時間が多く取れることで充実した生活を送れていると感じています。
 
9.教員を辞める前にやっておくべきだと思うことはありますか?
 教員を辞める前にやっておくこととしては、自分がどの職業に就きたいかなど自己分析をはじめに行うことをおすすめいたします。例えば、転職サイトに登録をしたり、資格が必要であれば資格取得に励んだりと転職をする準備をしておくことが必要だと思います。

年収が下がることが多いことと思いますので、年収が下がっても自身の生活に不便が生じないよう貯金をしておくことも良いと思います。さらには、家族が増えたりなどさまざまなことでライフスタイルが変化することもありますので、将来のライフプランを立てることも必要かと思います

10.これから教員を退職・転職を検討している人に伝えたいことは?
教員を退職しようと考えている方々には、まずなぜ辞めたいのかを明確な理由を書き出して、自身と向き合ってみると良いと思います。そこから、本当に退職したいのかあるいは教員としての働き方を変えてみるなど退職するべきかどうかの必要性が見えてくると思います。

退職の必要性が高いのであれば、退職した際のメリットとデメリットを比べて、転職へと動き出しても良いと思います。同じ教員だった身として、少しでも転職を考えている方々へのお力になれればと思います。

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私立教諭から講師へ(60代女性)

1.簡単な自己紹介をお願いします。

初めまして。
鈴木恵美(仮名)と申します。
65歳の女性です。

大学卒業後、初めて就職したのが
公立中学校の期限付き講師でした。

その後、同じく公立小中学校の
期限付き講師を経て、
私立高等学校の教諭として
教壇に立ったこともあります。

私立高等学校教諭の職を辞してから、
再び公立小中学校の期限付き講師に
復帰しました。

思いのほか、私の人生はアクシデントの
連続でした。

図書館受付・返却カウンタ-スタッフの
仕事や英日技術翻訳の仕事を経て、
テープ起こし・データ入力の仕事を
経験したりもしました。

最後は病院の事務職に就き、家庭教師や
ライターの副業をしながらがんばっている
今日この頃です。

2.教員を退職した理由はなんですか?

教員としては公立小中学校の期限付き講師や、
私立高等学校教諭の仕事を経験しました。

公立小中学校期限付き講師を退職した ときは、
「期間満了による退職」が主な理由でした。

一度だけは、お恥ずかしい話ですが、
男性とのトラブルで仕事を続けるのが
難しくなって退職したことがあります。

その後、海外留学を経て、地元の私立高等学校で
教諭として正式採用されました。

当時は結婚したばかりの時期でした。

そのころの「育児神話」だった「子どもが
 3歳までは自分の手で」という子育て理論に
影響されていた私は、実家の母に子育ての応援を
してもらえなかったこともあり、退職を決意しました。

3.教員を辞める時に大変だったことはなんですか?

期間満了で退職するときは、次の仕事が
早く決まるかどうかという心配がありました。

男性問題で退職したときは、この先教員として
やっていけるかどうか、絶望的な思いをしたことを
覚えています。

将来の展望が持てず、身の危険も感じていたので
気持ちが暗くなりがちで大変な思いをしました。

育児退職したときは、夫の経済力に不安を
感じていましたが、どこにも子どもを預ける
ことができず、退職しました。

4.転職して良かったと思いますか?また、どのようなことが特に良かったですか?

公立小中学校の期限付き講師を、教職を
あきらめたくないという思いで続けました。

しかし、期限付きの仕事なので、仕事のない期間が
できてしまいます。

当時の私は、事故で夫を失い地元に帰り、
母子家庭の生活をしていました。

経済的な安定が必要だったので、期限付き講師の
仕事を続けることは無理です。

私は仕事の不安定さで、経済的に教職を続けるのが
困難だと感じ、ようやく転職の決意をしました。

その後、仕事を転々とし、いろいろ苦労しましたが
結局、病院の契約職員として、定年制のない現在の職場で
事務職につくことができました。

今では、精神的にも教員時代よりストレスが格段に少なく、
経済的な安定を得ることができたので、「本当によかったな」
と思っています。

転職については、もっと早いうちに若いころに、
教員を続けることをあきらめていたらよかったと思います。

5.教員を退職する際にどのようなことを準備しましたか?

公立小中学校の期限付き講師の退職のときも、
私立高等学校の教諭としての仕事の退職のときも、
準備ができるほど時間の猶予がありませんでした。

しかし、教育職からの転職を考え始めてからは、
ボランティア活動に参加したり、仕事の情報集めをしたり、
仕事につなげようといろいろ試してみました。

「起業ができないかな」と起業塾の学びに
参加したこともあります。

しかし、起業をするにはビジネスの経験もなく、
勉強をしたこともなく、ビジネスを教えてくれる人も
なかった私は起業をあきらめました。

6.転職時に利用したサイトやサービスはありますか?また、利用した場合はどのサービスがどのように良かったですか?

サイトやサービスはいろいろ当たってみました。

もちろん、ハローワークは一番利用させていただいて、
仲良しのスタッフができるほど足しげく通いました。

また、公的機関の就職支援機関とか、
民間の人材派遣業者や街角のポストに置かれている
「キャリアザウルス」のような情報誌をよく見ました。

「Indeed」とかWebでのお仕事のマッチングサービスへの
登録利用、家庭教師の派遣会社に登録するとか、
考え付く限りのことをやってみました。

中でも、やはりハローワークに代表される公的機関の
運営する就職支援サービスは、安心感があり頼りになりました。

7.転職してから教員としての経験が役立ったと思うことはありますか?また、ある場合はどのような点がそう思いますか?

私の場合は、教員としての経験が役立ったかというと、
それほど役に立っているとは思われません。

「教師はつぶしの効かない職業だ」とよく耳にしました。
たまたま私の場合だけだったかもわかりませんが、
教員としての経験は家庭教師とか、塾のアルバイト以外は
それほど役に立たなかったと感じています。

8.年収についてはどのように変化しましたか?

年収については、やはり下がりました。
田舎だからということもあり、教職はやはりそれなりに
収入はありました。

しかし、学校教員は精神的なストレスが大きかったから、
現在の事務の仕事のほうが断然、精神的には楽になりました。

収入の少なさを補うため、現在では副業をしております。
家庭教師とかライターです。
それなりにストレスもありますが、教員時代ほどの
大きなストレスはありません。

むしろ適度にストレスがあったほうが、達成感や
やりがいになると考えています。

9.教員を辞める前にやっておくべきだと思うことはありますか?

やはり、指摘されるように「資格を取る」
「転職サービスへ登録しておく」「貯金をためておく」
「家族と相談しておく」などのことはもちろん
やっておくほうがいいでしょう。

私の場合は、「貯金をためておく」ということと
「家族に相談しておく」ということはできませんでした。

お恥ずかしい話ですが、家族関係が良好ではなく、
和やかなコミュニケーションが取れない状態にまで
めちゃくちゃな家庭になっていたことも理由として
あるのです。

10.これから教員を退職・転職を検討している人に伝えたいことは?

私のたどってきた道は石ころだらけの荒れた道でした。
私の友達のパートナーも公立中学校の教諭だったのですが、
漫画が得意で出版もしていました。

学校のストレスだったのか、教員が嫌で退職しました。
しかし、準備不足もあり結局思うようにいかず、
その後、公立小中学校の支援員として勤めています。

収入はがた落ちだし、子どもにかかわる仕事を
また、しているのです。

教員を退職しないほうがよかったのではないかと
私は思いながら見ています。

ですから、教員を退職・転職を検討している方は
きちんと準備して、自分が何をやっていくかを
明確にしてからのほうが良いでしょう。

一時の考えでポンとやめてしまったら、
後々後悔することになるのではないでしょうか。

「熟慮すること」「準備を怠らないこと」を
オススメします。

私の転職経験談など、あまりお役に立たなかったら
申し訳ありません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

教員を辞めたい時に利用すべきサービス

適職診断アプリ「ASSIGN」
3分で適職診断ができます。まずは自分の適性を知りたい方におすすめです。

教員特化のキャリア支援サービス「クジラボ」
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高校教諭から自営業へ(30歳 男性)

1.簡単な自己紹介をお願いします。

・30歳男
・22歳(新卒)~25歳までの3年間高校教員として勤務
・その後、退職して2年間無職(資格勉強のため)
・27歳より個人事業主としてWEBライターに転職
・現在はWEBマーケティングを中心に個人で活動

2.教員を退職した理由はなんですか?
教員を退職した理由としては、日々の業務に対するストレス、多忙さ、やりがいがなかったことなどが挙げられます。

私自身が勤務していた学校はいわゆる”困難校”だったのですが、とにかく問題が多すぎて毎日夜遅くまで残業がありました。残業するのが当たり前みたいな文化があり、先輩教諭よりも先に帰ると翌日嫌味を言われたりすることも多く、本当に嫌でした。

また、授業自体も学習意欲が低い学校だったため、荒れていたのも非常に苦痛でした。最初のうちは毎回授業も作り込んで頑張っていたのですが、どれほどやってもそもそも受験する生徒も少なく、「何のために頑張っているんだろう?」と疑問に思うようになりました。

自分自身、働きながらもっと別のスキルを身につけたいと考えるようになったため、退職しました。

3.教員を辞める時に大変だったことはなんですか?
当時は実家に暮らしていたので親からの反対が非常に強かったことが大変でした。最初のうちはどうにか納得してもらおうと話し合いを続けたのですが、半年ほど経っても平行線が続き、説得すること自体不可能であると気がつきました。

最終的には自分の人生は自分で決めるしかないと考え、親の意向などは無視して退職に踏み切りました。

その後は家をでて、2~3年ほど親との関係も悪かったですが、生活が安定してきてからは関係も回復しました。

また、私は休職→退職という流れで辞めたのですが、辞める際には学校に何度も足を運ばねばならず、その都度他の先生から説得されたりするのも苦痛でした。

4.転職して良かったと思いますか?また、どのようなことが特に良かったですか?
心の底から良かったと思っています。そもそも教員に向いていなかったというのもありますし、自分自身は一つのことに没頭するタイプなので、今のWEB系の仕事が肌に合っている感覚があります。

また、IT系は毎年スキルアップしている実感もあり、成長を感じられるのも良い点だと思います。

5.教員を退職する際にどのようなことを準備しましたか?
私自身は当初、教員を退職しても大した転職先は見つからないだろうと思っていたため、資格を取得しようと考えました。

そのため、転職エージェントなどは利用せずに一度無職になり、資格的にも強い”会計士”の勉強をスタートしました。結果として2年間勉強したものの試験には通らず、たまたま生活費を稼ごうと思ってスタートさせたWEBライターの方で独立することができたため、そのまま現在に至っています。

6.転職時に利用したサイトやサービスはありますか?また、利用した場合はどのサービスがどのように良かったですか?

結局利用することはありませんでしたが、リクルートエージェントの無料面談だけ受けました。その際に多分IT系とか会計系の方が向いてますよと言われたため、自分でも「確かにそうかもな・・・」と思えたきっかけにはなりました。

7.転職してから教員としての経験が役立ったと思うことはありますか?また、ある場合はどのような点がそう思いますか?

私は元々高校の国語教諭をしており、WEBライターとして独立したので、国語能力は活かせていると思います。

また、教員時代に培ったコミュニケーション能力や基本的な社会人としてのマナーなどは取引先とやり取りする上でも役立ったと感じます。

8.年収についてはどのように変化しましたか?

自営業となってからは年収のアップダウンが激しく、年収が上がった年と下がった年がありますが、今のところ総合的に見るとそんなに変わっていないように感じます。

独立してから月収が10万円程度しかない時期もあれば、最高で120万円稼いだ時もありました。アップダウンが激しいですが、こうした稼ぎ方が自分には向いていると感じています。

9.教員を辞める前にやっておくべきだと思うことはありますか?
(資格を取る、転職サービスへ登録しておく、貯金を貯めておく、家族と相談しておくなど、どのようなことでも良いです)
私自身は特に準備したことはありませんでしたが、転職サービスは利用してみて自分自身の適職などについてはある程度目星を付けておくのが良いと思います。

私も結局エージェントは利用しなかったものの、面談自体は非常に役立った上、自分ではITに向いているなど考えたこともありませんでした。こうしたことから、転職サービスは今後の方向性を考える上でのきっかけづくりにもなると思います。

また、ある程度の貯金は絶対に必要だと思います。私は退職時に200万円ほど貯金がありましたので、1~2年くらいは働かなくてもやっていけるだろうと考えていました。退職後に一定期間勉強することができたのも貯金のおかげだと思います。

10.これから教員を退職・転職を検討している人に伝えたいことは?

教員の退職は一般の転職とは異なり、非常に苦痛の伴うものだと思います。教員採用試験を突破しているのであれば、周囲からも「辞めるのは勿体無い」などと引き止められることも多いでしょう。

しかし、自分自身の方向性が定まっているのであれば、退職して例え年収が下がったとしても後悔する可能性は低いと思います。重要なのは自分がどうしたいかであり、周囲の人が考える幸せの定義と自分自身の本当の幸せは基本的に違っていることが多いです。

自分の気持ちをしっかりと整理し、今後の方向性について検討した上で決断するのが良いと思います。

教員を辞めたい時に利用すべきサービス

適職診断アプリ「ASSIGN」
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